カウンセラーに一番必要なことは何か?その2(最終話)
前回からの続きとなります。
カウンセラーに一番必要なことは何か?それは継続的な訓練です。
何の訓練かというと傾聴の訓練です。
そして傾聴訓練する時、何を意識するかというと、話し手の感情を寸分の狂いもなく感じて受け止めることです。
聴き手はここに意識を集中します。常にこのことを頭に置いて、話し手の話に耳を傾けるわけです。
こういう聴き手の姿勢により、話し手が思いの丈を全て話せた時に、話し手の感情が浄化され変化がおきるわけです。
これを教えているカウンセリングの学校は、おそらく日本には1つも無いと思います。
カウンセリングは魔法でもなんでもありません。結局はカウンセラー(聴き手)がどれだけ目の前の相手の全てを受け止めるか覚悟があるのか?
どれだけ目の前の相手に真摯に、ただただ真摯になれるのか?その姿勢が問われるわけです。
スタッフ希望者には、こういうことを学んでいただきます。
愚痴聞き 電話 話相手 優しさの森 小柴将
関連記事

相手に腹が立っても相手を変えることはできない①
不倫の話とはまた違う話になりました。 相談でやはり多いのが「人間関係」ですね・・ ...

読書の薦め~【話したらラクになる心理学 ~「心の通路」の開き方~】
今日、紹介する本は”コミュニケーションとは?”に応えてくれる本です。 コミュニケ ...

読書の勧め~【自分を変える心理学】その3(最終話)
↑前回からの続きです。 人間関係を極力悪くしないようにして、どうやって良い関係を ...

いじめの構図を考えてみました。
人って楽な方へ楽な方へ流れますから、自分と向き合おうって人って本当に少ないな~と ...

わたくし小柴が聴き手として心がけていること
私が利用者様の話を聴かせていただいている時、心がけていることがあります。 傾聴の ...