女性との接し方を体験的に学んだアマチュア劇団の話③

2020年3月4日

前回からの続きとなります。女性劇団員からの

「小柴さん、相談があるんです」

という言葉は、わたしにはこう聞こえるようになりました。

「小柴さん、黙って真剣に1時間以上、ただただ私の話を聴いてください」

そうなんです。女性は答えやアドバイスなんて求めてないんです。ひたすら聴いて欲しんいんです。

わたしはこのことを体験で学んでいきました。なので相談を持ちかけられた時は

「よし、聴くぞ!」

と、自分にスイッチを入れました。当時は聴く脳を鍛えるなんて全然知らなかったので、相談にのぞむ時は気合をいれました。

ポイントは相手の気が済むまでひたすら聴き続け

「もう十分話し切った、もう話すことなんて何もない!」

となるまで待つことです。ここまで待って、初めて相手の耳にこちらの言葉が入ります。

今考えると、わたしに相談をもちかけた女性たちは生まれて初めて、自分の話を1時間以上ひたすら喋り続けたのではないかと思います。この時、下記の効用があったと思われます。

・承認欲求が満たされる ※承認欲求とは?←クリックしてください

・脳内報酬系が活性化され脳の血液循環が良くなる

・話していくうちに苦しい感情が浄化され頭の中が整理されてくる

・結果、スッキリしました、小柴さんありがとう~♪となる

女性達にカウンセリング(傾聴)をしていたんですね、わたしは。今なら分かります。

女性の、相談をしたいという気持ちは間違ってないのですが、その気持ちの主役は

ひたすら真摯に1時間以上、わたしの話をただただ真剣に聴いて欲しい

ということを体験から学びました。

この時は、自分の聴く脳を鍛えるという概念がなかったので、相談をもちかけられるたびに気合をいれて、相当なエネルギーを使っていました。

筋肉も鍛える部位を意識すると、その部位は鍛えられる速度が加速しますが、脳も同じなんですね。知っていれば、相談の都度、多大なエネルギーを使わずに済んだのにな~っと思います。無知は罪ですね、法律と一緒です。

話をしっかりと聴く事は信頼につながり、女性達との関係制にもあらわれ始めました。続きはまた次回に書きます。

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