脳の神経回路の可塑が起きたと思われるワークショップ体験⑤

前回からの続きです。

ワークショップ2日目です。午前中は2時間×2回、午後は2時間×1回。

私は午前中1回目のセッションで完全に脳がパンクしました。自由トークだったのですが、10代後半の男の子の話が余りにも重く、それが延々と続きました。最初の2時間、ほとんど一人で叫んでました。

私の気持ちはどうなっていったかというと

辛そうだな~

長いな~

そのうち疲れて終わるだろう

終わらないな、疲れないのかな?

本当にもういい加減にしてくれよ、こっちが大変だよ(ここくらいから脳がヘロヘロ状態)

もういい加減に終われこのデブ!

デブはエネルギーあり余っているから疲れないんだな~

てめえ、もう本当にいい加減にしろ~!(っと、気分は「ランボー怒りの鉄拳」となり機関銃をぶっ放してました)

もう本当に勘弁してください、私が悪うございました。これこの通り

自分の脳がだんだんと辛くなってきて、耐えられなくなりました。わたし自身、ビックリしました。

最後はもう怒りを通り超えて泣きが入りました。それくらい、辛く苦しい重い話を延々と聴くのは辛かったです。最後は自分を守るために話し手を攻撃し始めるとは、自分でも思ってもみなかったです。

午前中のセッションが終わった時に、余りにも脳が辛すぎるので昼食を食べたら帰ろうと思いました。しかし、それではワークショップの修了証をもらえないことに気が付きました。

修了証欲しさに最後の午後のセッションをなんとか踏ん張ろうと思いました。

午前中のセッションが終わり、昼食を食べに食堂に行くと松本先生が既にいらしてました。思い切って松本先生に思いを伝えに行きました。

「先生、初めまして。初参加の小柴と申します。本物の傾聴というものを身をもって知りました」

と言うと、先生は

「ハイ」

と一言だけ返してくれました。本物の傾聴を教えてくれた松本先生に感謝の気持ちをつたえたかったんでしょうかね・・・自分でもよく分かりません。

昼食休憩が終わり、いよいよ最後のセッションに臨みました。脳がヘロヘロで気分はとても憂鬱でした。

続きはまた次回に書きます。

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