なぜ?ですべては始まる①

2019年4月24日

私がカウンセリングを学び始めたのが2012年ですから、もう8年経ちますね。

遠回りをしたな~っと本当に思います。最初はありとあらゆる技法を覚えなければならないと思い、カウンセリングを学ぶことに頓挫しそうになりました。

幸いにも師匠に「来談者中心療法」と「認知行動療法」だけ学べば良いと教えてもらって、頓挫しなくてすみました。

学び始めた当初は師匠が二人いました。そして一人の師匠から「精神医学に詳しくあれ」と言われて学び始めました。しかしですね、どうにもこうにも精神医学って腑に落ちなかったんですよ・・・精神医学=屁理屈学というのがわたしの見解になりました。

なぜなら、精神医学にあてはめると誰しも必ず何かの病気になってしまうからです。精神科医が使っているチェックシートに記入していくと、必ずひっかかります。そして、なんらかの病名を必ずつけられます。

精神医学の恐ろしいところは「エビデンス(科学的根拠)」が無いことです。その時見た精神科医の主観が全てになります。恐ろしいですね~・・・本当に恐ろしい。

精神科医に「うつ病の科学的定義はなんですか?」と質問したら、一体なんと答えるんでしょうね・・・・明確な定義は答えられないと思います。精神医学ってそれだけいい加減なんですよ。

私は精神医学の書物を読んでも腑に落ちなかったんですよね・・・。自分の中にシックリ入ってこない。入ってこないから学ぶ気にならない。知識だけを詰め込んでいる感じでした。

結果的に精神医学は学ばなくなりました。自分の心の声に従ったらそうなりました。その後、学びを続けて精神医学は全く必要のないものだと理解できました。日本にいたんですよね、声高らかに精神医学を全否定している元精神科医の先生が。

そして今の私の師匠の師匠である「カールロジャーズ先生」も実は精神医学を否定していたというのを知って驚きました。カールロジャーズ先生は全世界の精神科医にケンカを売ったカウンセラーだったんですよね!

それを今の師匠から聞かされた時はビックリ仰天でした。それも手伝ってカールロジャーズという名前はビックネームになったんですよね。

と、話があちこちに飛んでしまいましたね。カールロジャーズ先生の事はまた後日書くとして、本日のブログタイトル「なぜ?ですべては始まる」に戻りましょう。

私はカウンセリングを学び始めた当初からずっと一つの疑問が頭にありました。それは

「なぜ話を真摯に聴いてもらうとスッキリするんだろう?気持ちが高揚するんだろう?嬉しくなるんだろう?」

これがずっと頭にありました。次回はこの疑問について書いていきたいと思います。

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