脳は成長する!30分の有酸素運動で
今の時代は本当に良い時代になって、良書が古本屋で非常に安く手に入ります。
最近わたくし、脳の良書を¥108で入手しました。
タイトル:生涯健康脳 こんなカンタンなことで脳は一生、健康でいられる
著者:瀧靖之(東北大学加齢医学研究所教授)
出版社:ソレイユ出版
著者の瀧さんは16万人の脳画像を見てきた脳医学者です。
「なぜ有酸素運動が良いのでしょうか?」
効果は下記の3つです。
本の83ページからの抜粋です。
①「脳細胞のエネルギー源ともいえる重要な栄養素「BDNF(脳由来神経栄養因子)」という物質が、有酸素運動によって体内につくられるからです。」
有酸素運動によってつくられたこのエネルギー源によって、海馬の体積が大きくなります。本にはしっかりとエビデンス(科学的証明)も書かれています。
海馬の体積が大きくなることにより認知機能を高め、認知症の予防にもなります。
②認知症を引き起こす原因の「アミロイドベータ」を壊す酵素を発生させたり、脳への血流を増加させます。
③感情をコントロールする物質を増やしたり、動脈硬化の原因となる物質や遺伝子を傷つける物質を追いだします。
有酸素運動はウオーキングでも効果が十分あるとのこと。ポイントは
・30分続けること
・呼吸を意識すること
この二つです。毎日にしてしまうときつくなってしまうかもしれません。まずは週1回でいいんで、自分がやってみたいと思う有酸素運動を始めてみてはいかがでしょうか?
まさしく100利あって1害無しです。
わたしはスイムをライフワークにしています。なので実年齢よりは若く見られますし、探求心や向上心もまだまだあります。スイムをライフワークにすることに寄り、脳の体積が増えて血流が良くなっていることも一つの要因なんでしょうね。