脳の神経回路の可塑が起きたと思われるワークショップ体験②
前回からの続きとなります。
傾聴講座の3回目の日に、ワークショップがありました。
講座終了後、講座会場近くのホテルに場所を移し17時から翌日15時までの一泊二日のワークショップです。
わたしは、松本先生がなんだかすごい先生なので、右も左も分からないままワークショップに参加しました。
参加者は約60人、8割くらいが女性でした。60人が3つのグループに分かれてワークショップ開始です。私は、参加者の約8割が参加した松本先生のグループでした。
参加者が会場に腰かけて、その時話したいことを順番に話していきます。
自分の近況を思いつくままに話す人。わたしは「この人一体、何を言いたいのかな?」っと思ってました。こういう事を思うことじたい、既に聴けていません。今ならそのことが分かります。
そして、本当に重いものを抱えている人は突然、泣き叫びだします。ワ~!っと第一声から泣き出すのです。そして叫ぶのです。心の準備が出来ていなかった私は
なんだ~なんだ~なにがおきたんだ~!
っと、ビックリ仰天目ん玉まんまる状態です。脳がビックリし過ぎて軽いパニック状態です。何が起こっているのか状況を把握できませんでした。
重いものを抱えている人達が順番に、延々と泣き叫ぶのです。私はまるっきり聴けていない自分に気が付きました。
「こういう人達の話を聴けて初めて”傾聴”っていうんだ~」
と、内心思いました。しかし、脳がパニックっているので聴こうと思っても聴けません。
聴けると思っていい気になって伸びていた、天狗の鼻をへし折られました。聴けない自分をまざまざと突き付けられた瞬間でした。
初日のセッションが終わって、懇親会が始まりました。この懇親会で私はまたまた学んだのです。続きは次回に書きます。
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