女性との接し方を体験的に学んだアマチュア劇団の話⑥
前回からの続きとなります。
わたし「Oちゃん、劇団でどういうことしたいの?」
Oちゃん「わたし、本とか沢山読んでみたいんですよ」
わたし「あっホントに!?代表に聞いてみて劇団の本、借りてけばいいじゃん」
この短い会話のどこでOちゃんの恋心に火がついたのか?それは
あっホントに!?
わたしのこの言葉です。本人から聞いた時は、わたしも内心ビックリしました。
Oちゃんいわく
「あの時に、”あっそう~”っで終わってしまうかなと思ってました。でも”あっホントに!?”って聞いてくれたんでビックリしたけど嬉しかったです。それと他の団員さんとのやりとりをみていて悪気のない人だな~っと思って。」
Oちゃんの言ったことを受け止めたのが良かったのです。話を聞いてもらえたと思ったんです。
きっとそれまで、話し出しても聞き流されて、相手が話をしていたんでしょうね。
Oちゃんはムチャクチャ聴き上手だったので。
ここから、わたしとOちゃんの恋が始まりました。人生史上最高の情熱的な恋です。まさか、自分がこんな恋を経験するとは思ってもいませんでした。
最高に燃え上がりました。しかし、その恋の寿命はあっけないほどに短かったのです。
でもね、短かったけどあれほど惹きあって燃え上がって、嬉しくてワクワクした恋は初めてでしたね。劇団内で、並んで座っているだけで気持ちが癒され穏やかになるんですから。
結局は、わたしがふられた事になるのですが、わたしもOちゃんもまだ自分自身を俯瞰してみれないで、自分の言動が分かっていない時だったので、情熱だけの恋でしたね。
経緯は長くなるので省きますが、わたしがOちゃんにふられた一番の原因は、Oちゃんの不安な気持ちです。一緒にいる楽しい時間より、別れを告げられるかもしれないというOちゃんの不安が勝ってしまったのです。
これは、Oちゃんをそういう気持ちにさせてしまうわたしの言動が全ての原因でした。くっつくか、離れるかでOちゃんに言われた言葉は今でもハッキリ覚えています。
好きな女性に言われるのが、これほどダメージがあるものかと思いました。その言葉とは
「小柴さんは、わたしと別れても直ぐに彼女ができるから」
これを聞いた時は、大大大ショックでした。ガチョ~ン!!谷敬さんもビックリです。(知らない人はゴメンナサイ)
おれはこういうふうに思われていたんだとメチャクチャ落ちこみました。
公演が終わり、劇団の稽古がしばらく休みになった時、夜になるとわたしは1人で延々と泣き続けました。なぜか涙がとまらなかたのです。
ひょっとしたら、そういう自分に酔っていたところもあったかもしれません。そして、なぜふられたのかがこの時、まだ分かっていなかったのです。
わたしは友達の女性に電話して
「食事を御馳走しますので、女性の気持ちを教えてください」
と、素直に頼みました。
続きはまた次回に書きます。
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