自分を変えるためのおすすめ本:自分を変える心理学”新しい人生の発見のために”②
著者:國分康孝
出版社:PHP文庫
31ページからの抜粋
「世の中にはよくないことはすべて他人のせいにして、自分は涼しい顔、正義派の顔、被害者の顔をしたがる人間が意外といる。これは防衛機制である。無能者の特徴である。」
こういう人本当に多いですよね。他人の失敗は許さないけど、自分の失敗は許される。わたしはこういう人を
自分は許されるけど他人は許さない人
と呼んでます。職場にこういう人がいると本当にストレスがたまりますよね。何が困るかって、そういう人は
自分は無能者という自覚が全くなく、むしろ自分は有能だと思い込んでいる。
あなたの職場にもいませんか?自分を一切顧みない無能者が。私はこういう人と一緒に仕事をしなければならない状況の時は
・仕事上必要な会話しかしない
・それ以外は完全無視する
上記の2点を実行します。朝の挨拶も一切しません。そうしないと、精神衛生が悪くなるからです。
しかし、優しい人やお人好しの人は「挨拶やコミュニケーションを何もしないのはさすがにまずいだろう」。っと考え、自分を押しころして迎合してしまいます。
自分を押し殺して迎合するということは、自分の本心や感情に逆らうことです。それを続けるとじわりじわりとストレスが溜まり、どこかで爆発するか、もしくは息苦しさが体に充満します。
これは非常に危険です。こんな状態が続くといつしか、自分の本当の気持ちや感情が鈍化していきます。是非、上記にあげた2点を実行してみてください。
とは言うものの「それができないから苦しいんだよ」。っという人もいるでしょう。そういう人は、もし嫌な相手に迎合しなければならない時は心の中でこうつぶやいてください
「わたしは本当は、この人のことが大嫌いだけど、ここで会話をしといたほうがなにかとスムーズにいくからだ」
ようは自分の本心を誤魔化さないという事です。嫌いな人を好きだと思いこませないことです。正直に自分の気持ちをみてください。
でも、こう書くと、相手の悪口を心の中でつぶやく自分が嫌だ、と言う人もいます。こういう人はどうしたらいいのでしょうか?続きはまた次回に書きます。
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