脳の神経回路の可塑が起きたと思われるワークショップ体験③

前回からの続きです。

初日のセッションが終わり夕食後、松本先生の乾杯の音頭で懇親会が始まりました。

まずビックリしたのは、膨大な量の持ち寄りでした。「これじゃ夕食いらなかったじゃん」っと内心思いました。

そして宴もたけなわになった頃、松本先生の姿がありませんでした。参加者に気を遣わせないように、自室に戻っていたのです。

いつ姿を消したかわかりません・・・。本物の人格者ってやっぱり違うんですよね、自分をブランド品と勘違いしている馬鹿どもとは。

そしてわたしはワークショップに参加していた男性三人に「小柴さん、話そうよ」と、輪の中に入れてもらいました。

参加者男性「どうだった?」

私「もう凄すぎちゃって最初、何が起こったか分からなかったです。ただただ唖然でした」

参加者男性「このワークショップって学びたい人と、クライエントさんがごっちゃまぜだから、初参加の人はビックリしちゃうんだよね」

私「そうなんですか~!」

参加者男性「松本先生の隣に座っていた人達いるでしょ?」

私「ハイ」

参加者男性「あの人たちは、松本先生に話を聴いてもらいたいんだよ」

私「そうなんですか」

参加者男性「特に左隣に座っていた女の子は、あの子の指定席なんだよね」

私「そうなんですか」

私はそうなんですかの繰り返しでした。

私「全然、聴けていない自分を突き付けられました」

参加者男性「そのことに気付くだけでもたいしたもんだよ」

と、褒められましたね、思い返してみると。

参加者男性「明日も15時までセッションあるけど、途中で帰っちゃうとワークショップ修了証もらえないからね」

私「え~そうなんですか~!」

っと、驚きの声をあげたような気がします。心のどこかで逃げ帰ろうと思っていたのかもしれません。

振り返ると懇親会中にいろいろ教えてもらって、なんとなくワークショップの事や参加者のことが分かって、これも良き学びとなりました。

懇親会終了後、いいこといっぱい教えてもらって、お腹もパンパンに膨れて「いい懇親会だったな~」と思いながら部屋に戻ろうとすると、先ほどの男性三人の中の1人の方に

「ちょっと二人で話そうよ」

と呼びとめられて、休憩室のソファーに座って懇親会第二弾が始まりました。

懇親会第二弾も盛り上がりましたね、続きはまた次回に書きます。

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